我が家のハナミズキ

今から15年前、2003年に私は八幡建設の経営を義弟から引き継いだ。あまりに杜撰な経営実態にようやく父が気付き、義弟を辞任させ私が社長として任されることになった。一昨年八幡建設設立50周年記念式典を終えると、昨年父は91歳で穏やかに苦しむことなく息を引き取った。父の功績をうんぬんする気はないが、壮絶な一生であった。
旧社屋を解体しその跡地に、八幡グループ発祥の地、という想いで記念植樹をした。
梅・桜・ハナミズキ・百日紅・紅葉・それぞれ大小二本ずつ植樹を行った。巡る季節を感じ、愛でるために5種を選んだ。
今年は5~7日くらい桜の開花が早く、その分散るのも早かった。

散る桜 残る桜も 散る桜  この句は良寛和尚の辞世の句であるとされている。

桜が散ると《ハナミズキ》の季節である。
私は《ハナミズキ》の花そのものも好きだが、《ハナミズキ》という言葉の響きがたまらなく好きなのである。
今年は我が家の《ハナミズキ》の方が早く鮮やかに咲いた。毎朝、愛しの『ハナミズキ』に見送られて玄関を出る。
至福のひと時である。

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平成30年4月1日

この日をもってパナホーム株式会社は『パナソニックホームズ株式会社』に社名を変更した。昨年10月にパナソニック株式会社の100%子会社になり、同時に当たり前であるが上場も廃止になった。「ナショナル住宅建材株式会社」から「ナショナル住宅産業」そして「パナホーム株式会社」と社名を変えながら今回は「パナソニックホームズ株式会社」として生まれ変わることになった。
私は最初から関わっているので約半世紀のお付き合いである。今回の社名変更の是非は兎も角、企業文化や組織規範が異なるパナソニックとの協業になることは自明の理である。
業績の減退だけは許されないことは自覚しなければならない。
    
明けて2日は、我々ネットワーク企業の入社式である。毎年姫路文化センターで執り行う。今年は12名の新入社員が入社してきた。毎回その席で私は司馬遼太郎が我々に託したメッセージ《21世紀に生きる君たちへ》を朗読する。もちろん新入社員もそうだが他の社員たちにも新たな気持ちで精進して欲しいという願いを込めて朗読する。
その後昨年から取り組んでいる《業務改善》について全社員に、進捗度合いとその重要性について語った。改革には必ず痛みが伴う、様々な矛盾もある、それを乗り越えなくては真の幸せを享受することは出来ない、と話した。
~ローマは一日にしてならず~である。
 
今年の花見はお昼にした。昨年の失敗(夜の姫路城での花見は寒くて震えながら行った)を教訓に、明るい暖かい日差しの中で、三左衛門堀の川土手にアマゾンから仕入れたシートを引いて、豪華弁当?を頂いた。
国内外も政治も経済も社会も全く混沌としている。
企業も個人も自己を確立した哲学を持ち、ぶれることなく真の勇気をもって進んでいかねばならない。
どうやら私も、まだ少しは生きて誰かの為になりそうである。

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年度末

今日は3月29日である。
あと3日で平成29年度が終わり、4月1日からは平成30年度が始まる。
我々の最も信頼すべきパートナーである『パナホーム株式会社』は『パナソニックホームズ株式会社』に社名を変える。それに伴い様々な取り決めやルールは、パナソニックの組織文化や規範が判断基準になる。
企業の業態には二つしかない。①は見込み産業、②は受注産業。
パナソニックの経営幹部にお願いをする。パナソニックは見込み産業、我々は受注産業、そのことを充分理解してほしい。そして建築は、なかんずく住宅は地域密着なのである。
仕事は、能力×意欲×システムで成果が表れる。掛け算であることを認識してほしい。
国内はあらゆる不可解な事柄を包み込みながら、どうにか国家予算が可決された。
北朝鮮問題も結論が出るまでは予断を許さないが、何となく光が射してきた感がある。
中東は未だ解決の糸口さえ見つからない。
今日もどこかで何百、何千、何万の人の命が失われている。
私の命は残りわずかである。生命のある間には到底地球上から戦争はなくなりそうもない。
生かされている限り、その一瞬一瞬を生きていこうと、改めて《下山の思想》を想う年度末である。

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二度目の受賞

去る3月23日、市内のホテルで姫路市の文化発展に貢献したという功績で、私とギャラリールネッサンススクエアが受賞の栄誉によくした。
丁度10年前、平成20年に美術振興に尽力したことが認められ、芸術文化奨励賞を頂いていた。その10年後、長きに亘って地域文化発展に寄与したと、今回は芸術文化年度賞を授与して頂いた。
ギャラリーを開館して30年目の節目に賞を頂き大変光栄に思っている。
この間大勢の人々のご支援が数多くあった。いくら感謝しても仕切れない。
この先何年継続できるかわからないが、今出来ることを一つ一つ積み重ねていけたらと思っている。
ありがとうございました。

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年に一度の邂逅

鈴木女史には、毎年この時期に塾の講座をお願いしている。
女史との最初の出会いは古く、水口先生の講座『潜在意識の開発』で一緒になり、それ以来であるから、かれこれ30年以上のお付き合いである。
女史は、全日空(現ANA)のCAとして活躍の後、教官を経て、ジャスコ(現イオン)の研修部で指導教育をされていたが、独立され現在に至っている。
今回はせっかくの機会であるから、塾生の会社の社員にも広く声をかけ、数多くの参加を得た。
これまでの振り返りも含めて、基本的な人間関係のコミュニケーション力を高める講義と訓練をお願いした。
先ずは《挨拶》の仕方、品格あるビジネスマナー、電話応対、来客応対、上司としての姿勢、叱り方・ほめ方、①ピグマリオン効果「人は他者に期待されるほど意欲が引き出される」②山本五十六の言葉「言って聞かせて やってみせ やらせてみせて ほめてやらねば人は動かじ」、尊敬語と謙譲語の使い方、
職場における『報・連・相』が出来ていなければ実績は上がらない。コミュニケーションは職場環境を良好にする最も大切なことである。実績が伴わない原因は内にありである。
相手の潜在意識に働きかけるベーシングテクニックは、ミラーリング(相手と同じ動作をする)チューニング(ラジオの波長のように相手の気持ちに合わせる)マッチング(相手との言葉、大きさ、トーン、スピードに合わせる)
分かっているが中々出来ていない事ばかりである。
お庭のしだれ梅は散ってしまった。
今年の桜の開花は例年より早まるとの事。春はもうすぐそこまで来ている。この歳になっても心がウキウキする…

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有り得ないことが起きる!

教諭・警察官・検事のセクハラ&盗撮
国境なき医師団のメンバーによるレイプ
障害者施設・老人ホーム・介護施設等における職員の暴行
実の親による子供虐待
森友事件に関する財務省の改ざん問題
どれを取ってしても普通の感覚では考えられない事ばかりである。
どこかが狂っているとしか思えない出来事ばかりである。
どうなる日本⁉ どこへ行く日本⁉
もっと情緒豊かな国ではなかったのか?
人の痛みが理解できる日本人だったはずではなかったのか?

今年も二月堂ではお水取りが厳粛に執り行われた(3月1日~14日)。
今年で1268回を数える。一回も途絶えることなく継続されている。
二月堂 夜空を焦がす 大松明 世界に届け 平和の祈り
私の人生も残り少なくなってきた。私に出来ることをしていこう、と思っている。

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ヤマトヤシキ閉店に想う

姫路の地に111年もの長きに亘って親しまれた老舗のデパート『ヤマトヤシキ』が、この平成30年2月末日をもって閉店した。
時流に乗り遅れたとか、営業革新が出来なかったとか、パラダイムシフトをする勇気がなかったとか、評論家的なコメントは差し控えるが、地方経済の疲弊を象徴する出来事である。
『ヤマトヤシキ』は我々にとって憧れの的だった。
中学生のころ自転車に乗り友達数人で、当時は国道29号線も舗装されておらず、砂利道を3時間位かけて山崎の田舎から姫路まで、とにかくヤマトヤシキに行きたくて2回ほど小冒険を試みたことがあった。何するわけでもなく、エスカレーターに乗って最上階まで行き、エレベーターで一階まで降りるのである。それを数回繰り返し、屋上にあった食堂で親からくすね取ったなけなしの小遣いで《カレーライス》を食べるのが楽しくて仕方がなかった。寂しい限りである。
2月26日に最期の買い物をした。
心の中で《ありがとう、数々の思い出を》と呟いた。

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冬季平昌オリンピック総括

平昌オリンピックについて得意の総括をしてみることにした。
まずはフィギュアスケートから始めなければならないであろう。直前の怪我で一時は選手生命まで危ぶまれた羽生選手は超人的な回復力で、見事金メダルを取り、オリンピック二連覇の偉業を成し遂げた。国民栄誉賞を是非挙げて欲しい。(松井選手への受賞だけは未だに納得していない)宇野昌磨選手も素晴らしいの一語に尽きる。あの凡庸とした雰囲気が途轍もなく好きである。女子に関しては不運としか言いようがない。ザギトワ、メドベージェワの二人は次元を超えた演技であった。二人共若い。日本の選手の付け入る隙が見当たらない。宮原、坂本両選手はメダルを取っても決して不思議ではない演技だった。
次はスピードスケート。何と言っても小平選手。体格的にも年齢的にも恵まれているわけではないが、正しく心・技・体を兼ね備えた素晴らしい滑りだった。それを支えた相沢病院にも拍手を送りたい。前回のソチでは代表からも外れた高木美帆選手は色の違う3つのメダルを獲得した。さらなる飛躍を期待したい。お姉さんの菜那選手がマススタートで初代チャンピオンに輝いたことは記念すべきである。団体パシュートでは息の合った4人の滑りは見事と言うしかない。今度は追われる立場になるが、チャレンジ精神を忘れず精進して欲しい。男子のスピードスケートは早急に若返りを目指して欲しい。
ジャンプについて一言。沙羅ちゃんおめでとう。ソチでは期待に潰された感じでしたが、今回は今の実力では精一杯飛んだと思う。次北京では大いに期待する。葛西選手は立派としか言いようがないが、男子はいつまでも頼っているようでは成長はない。奮起を促す。
男子モーグルは原君に拍手を送りたい。ノーマークが彼の実力を発揮できたと思う。まだ若い、次回以降も期待できる逸材である。
スノーボードハーフパイプに於いては、ホワイトと平野歩夢君の戦いは見応えがあった。二人共天才肌で壮絶な争いは身震いがした。
複合の渡部暁斗選手は強敵ドイツ勢がいる中で銀メダルに輝いた。しかも肋骨を骨折していたとの事。呼吸もままならなかったであろう。立派の一言に尽きる。
最後はなんといっても女子カーリングである。人口12万の北見市、その中で常呂町は人口4000人にも満たない、小さな小さな田舎町である。宍粟市なら千種町くらいの規模である。お隣りの誰々ちゃんがメダリストなのである。驚異というしかない。流行語大賞にもなりそうな《そだねー》、もぐもぐタイム、世界を魅了した笑顔。いつまでも忘れずさらに楽しいカーリングを続けて欲しいと願っている。

塾の庭のしだれ梅が綻び始め、一つ二つ花が咲き始めた。寒く長かった今年の冬もようやく終わりを告げようとしている。明日からは《お水取り》が始まる。終わると関西に本格的な春が訪れる。季節は我々人間の煩悩も無視して巡ってゆく。
              《そだね~》

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世界の松山英樹佐用町に現る!

『香山さん!今日松山君、ジョイックスに来ますよ。公には出来ませんが、一週間ぐらいの予定で』
一報が私の携帯に入ったのは先々週の金曜日のことである。私は俄かには信じがたく、その日の午後3時頃にゴルフ場に電話を入れると、答えにくそうな話ぶりだったが確認することが出来た。
その週の日曜日と月曜日はジョイックスでのラウンドの予定が入っている。運が良ければ松山選手に会うことが出来る。土曜日の夜は少なからずドキドキ感を覚えた。
日曜日の朝7時半頃にゴルフ場に着くと彼はもうすでにゴルフ場内をランニングしているとの事。我々がラウンドを終えた頃には松山君は練習場でボールを打っていた。チーム松山が周りをガードしていて、ある種近寄りがたい雰囲気であった。
次の日は振替休日。このチャンスを逃しては今後会う機会もないと思い、多少ミーハーは許してもらうことにして、松山選手のスタッフの一人とジョイックスのオーナーファミリーがごく親しい間柄にあるのにつけ込んでサインをねだった。幸い昨年の暮れに新しくレクサスブランドのキャディーバッグを購入していたので、その意味でも頼みやすかった。(彼のスポンサーの一社がレクサス)
ご案内の通り松山選手は親指の付け根を負傷している。一日でも早く完治して米国での活躍を見たいものである。日本のゴルフファンの誰もがメジャーを制覇してくれる事を信じている。
「香山さん!このバッグ床に飾っておかないと」と友人が言う。
「嫌や、持ち歩いて皆に見せびらかす」と言ったものの、内心はどうしようか?迷っている香山君です。

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西嶋氏三度目の講座

彼とは高校時代の同期で、大学を卒業すると彼は地元の金融機関に就職し、定年まで勤めた。そののち宍粟市の要望で神戸の北野に在る郷土物産店の初代理事長として、郷土の発展のために尽力してきた。数年前に一時身を引いたのであるが、次の責任者が退職し、再び市に請われて現在は神戸市と宍粟市と二重の生活をしながら、生来の真面目さも手伝い、一切手を抜かず務めている。
彼が金融機関の本店営業部長時代に、彼自身が『管理職への要望』と題して10の項目に纏め上げた小雑誌に基づいて我々に分かり易く語ってくれた。前回は1~5訓までについての講義であった。今回は後半6~10訓までについて、様々なエピソードも交えながらの講義だった。
印象に残っている個所をいくつか列挙してみると、《物事が順調に進んでいる時は部下にまかせておけばよいが、難しくなったときは管理職の出番である》《水は方円の器に従い、人は善悪の友による》《管理職とは部下を管理するのが仕事ではない。事前に適切に指導するのが管理職の仕事である》《風通しの良い職場を創らなければならない。大事なのは情報の共有化である。共有化とはどのように共有するかではなく、どの情報を共有するかである》《職場は人間を鍛えるための道場である。謙虚でしかも挑戦意欲に溢れる人間味豊かな人になって欲しい》
私は秘かに彼が地元の金融機関の理事長になって欲しいと願っていた一人である。それは叶わなかったが、今は良い人生を送っている、と嬉しく思っている。

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