12月12日の講座から

現在NHKの朝ドラは《わろてんか》が放映されている。吉本の創業者の奥様にスポットを当てたドラマである。前回の「ひよっこ」に続き高視聴率だそうである。
来年10月からは世界で初めてインスタントラーメンを開発した「日清食品」の創業者である伝説の経営者《安藤百福》氏の奥様を主人公にしたドラマが放映されるようである。
その創業者と安藤家に最も近い人物『砥上隼人』氏に今回の講師をお願いした。三回目の登壇である。
氏との出会いは前にも触れたがWFP(国際連合世界食糧機構)を通じて知り合い、今日に至っている。年末恒例のチャリティー展(パナホーム兵庫の1階にあるギャラリールネッサンススクエアで執り行っており今年で30年になる)の収益金をWFPに寄付させて頂いており、今年も12月8日に弦楽四重奏団が奏でる中、クリスマスパーティーを開催し、多くの方にご来館して頂きご購入して頂いた。

今世界の人口は74億4000万人くらいで、そのうち8億2000万人が飢餓に苦しんでいる。実に9人に1人の割合である。そのほとんどは内戦が要因である。一日でも早く戦争のない地球にしていかねばならない。
創業者は普通の人間ではない、奇想天外の持ち主であると心得、付き合っていくことが大切である。
二代目、三代目並びに親族経営者に必要とされる資質とは、
①貴殿は創業家の事業継承者としてその器であり常に自らが戦略を持ち経営にあたっているという自覚
②二代目、三代目は過保護人間であるという自覚
③貴殿は会社の歴史、事業内容及び社が抱える問題事項等を誰よりも熟知して経営に携わっている。また自らが企画立案して率先実行しているという自覚
④事業経営とは、強力なリーダーシップで決まるものという自覚
⑤会社の経営理念、戦略について幹部社員が明確に理解しているという認識
⑥二代目、三代目は創業者の話を聞くこと、意志を継ぐことが重要な仕事であり一般社員とは異なり常に会社への貢献を発揮するのは当然のことであるという自覚
そして最後に
後継者の方々は次の五項目の教訓を参考に
①”超常識人なベース” 人として平々凡々なマナーがある
②“タイムリーな直観” 察して汲み取る勘が働く
③”得体が知れる面持ち” バックボーンが感じられる(安心感)
④”心に刺さる体験” 地位や肩書でない言葉の重みがある
⑤”説得力のあるキャラクター” 徳を感じられる人柄である

出来る後継者は、”行け”という 最高の後継者は、”行こう”という

来年10月からドラマが始まる。どんなキャストになるか知る由もないが、兎に角楽しみである。果たして砥上氏の配役は誰がなるのか?どんな関わり方をするのか?
ワクワクである。

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テレビについての雑感

テレビについて思いを巡らしてみた。
テレビとの出会いは小学低学年の頃だった。私が住んでいる須賀沢という集落は100軒ほどであったが、テレビのある家庭は3軒だった。そのうちの1軒は、金曜日には開放してくれた。我々はこぞってそのお宅にお邪魔をした。もちろんプロレスを見るためである。7時半からは大村崑の《とんま天狗》が放映され、その後8時から待望のプロレスが始まる。それにしても《力道山》は強かった。正しく英雄だった。
テレビの普及は、今の天皇陛下と美智子妃殿下とのご成婚と東京オリンピックを契機に全国に広まった。我が家にもオリンピックを前にしてテレビがやってきた。その感激は今も覚えている。陛下は本人の強いご意志で再来年4月30日をもって退位される。2020年には再びオリンピックが東京で開催される運びとなっている。時代は移り変わってゆく。
テレビは娯楽の中心だった。今は出演者が楽しむバラエティがほとんどである。それに輪をかけて耐えられないのがコマーシャルの多さである。1時間番組なら20分くらいがコマーシャルに要されている。詳しくは調査していないから知る由もないが推測すると、以前はそんなに多くなかったが、スポンサー企業は広告料金があまりに高額だったため取り止める企業が相次ぎ、それをカバーするために料金をダンピングし、その代わりスポンサー企業の数を増やしたのである。だから本数が増えコマーシャルに時間を費やすようになった。
最近私が視聴しているテレビ番組は、NHKでは《朝ドラ》《大河ドラマ》《町工場の女》《BS時代劇赤ひげ》《時々歴史や旅行番組》、民間では《ごちバトル》《プレバト(俳句のみ)》《ネプリーグ》《大門未知子》《プリズンホテル》《陸王》くらいである。ただし民間番組はすべて録画してみている。コマーシャルを早送りするためである。
100軒に3台しかなかったテレビは一家に1台になり、現在は一人に1台である。
2011年7月にテレビ放映は地デジに切り替わった(業界との密約があったとしか言いようのない事件だと私は思っている)。そのことにより一時的にはテレビ業界は息を吹き返したが、政策による需要の裏返しは悲惨である。電機メーカーはテレビから早く手を引いたメーカーが生き残るという皮肉な結果である。
今や4K・8Kの時代である。当初は高額だった4K・8Kのテレビも我々の手の届く価格になっている。
いずれにしても、メーカーもテレビ局も過去の栄光に浸ることなく『パラダイム』をシフトしない限り大衆から見放されることを強く認識すべきである。

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チャリティー展によせて

年末恒例、チャリティーのためのミニアチュール展は今年で30回を数える。ここで30年前、1987年に少しタイムスリップしてみる。
世の中はバブルの絶頂期で、日本の企業や資産家たちは、ニューヨークのビルや土地を買い漁った。銀座の一等地は、一坪1億の値を付け、安田生命は向日葵を53億円で購入。国鉄が民営化されJR7社が誕生し、CDプレーヤーが人気を博し、現携帯電話のモデルになったショルダー型電話機が発売された。芸能面では、石原裕次郎が亡くなり、TVでは金八先生や積み木くずしが高視聴率を得、サラダ記念日がベストセラーになった。
メセナという言葉は今では死語となり、効率を追い求める現代である。20年後には私はこの世には存在しないが、WFPを通じて少しは社会に役立ちたいと思っている。世界に戦争がなくなることを願って…

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どうなっている?日本の国技大相撲

かれこれ20年以上になると思うが、横綱だった佐田の山が引退し、出羽の海部屋を継承したころ、毎年のように春場所になると大阪体育館に出掛けたものである。
私の友人と出羽の海親方とが同郷(長崎県五島列島)だったため、升席も比較的手に入れ易く、時々は出羽の海部屋からもご招待を受け、ちゃんこ鍋をご馳走になったこともあった。力士が作るちゃんこ鍋は殊の外美味だった記憶がある。その友人の依頼で、当時前頭だった《吉の谷》の後援会に入ったが2年で脱退した。あまりに費用が掛かり過ぎたことが主な原因だった。男芸者とはよく言ったものである。
その頃の力士の体重は150キロを超すと巨漢と言われていたが、今は200キロを超す力士も数多くいて、平均が150キロくらいである。
私の相撲歴は古く栃若時代まで遡る。個性のある力士がたくさん存在していた。記憶を辿ってみると、《大内山》《朝潮》《鳴門海》《出羽錦》《成山》《出羽湊》《三根山》《安念山》《大達》等々。
高見山を始め、曙、小錦らのハワイ組までくらいは何とか観戦していたが、朝青龍が活躍しだすころになるとテレビのスイッチを入れることが少なくなった。
琴奨菊が日本人力士として10年ぶりに優勝をし、稀勢の里が横綱になったのを契機に私のテレビ観戦が再度始まった。しかしながら我々の期待を裏切り稀勢の里は、不用意な怪我を境に体たらくな戦績が続いている。
一年を締めくくるはずの九州場所はご存知の通りのありさまである。日馬富士と貴ノ岩の不祥事から始まり、それぞれの親方たちの怠慢な対応。うやむやにしたかった相撲協会。休場力士の続出。前代未聞の大横綱白鵬の『待った』。千秋楽の優勝インタビューのさなかの白鵬の発言及び異例とも云える《万歳三唱》。しかも取り組み内容も問題で、殆どの立ち合いが《張り手》か《かちあげという肘打ち》であり、品性の欠片もない。
本日『横綱審議委員会』が催されているはずである。横審は、日馬富士もそうだが、その前に白鵬にこそ引退勧告を行うべきである。あの数々の言動は、私だけでなく心ある根っからの相撲ファンは許しがたく思っているはずである。
どうなる大相撲?
どうする相撲協会?

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2017年炉開き

お茶の世界では《炉開き》程厳粛な行事はない。
初夏に積んだ茶葉を茶壷に封印し、それを取り出し(口切り)石臼で挽き、炭をおこし(炭点前)茶を淹れる。その時は濃茶で。薄茶は点てるというが、濃茶は練るという。
練るのであるから文字通り形状はドロッとしている。一つの茶碗を数名で回し飲みをする。いつの時代からか定かではないが、炉開きではぜんざいを頂くようになった。
我が『波裡庵』においても、炉開きは毎年欠かさず催している。(但し波裡庵流)
  塾生、講師、グループ幹部社員を中心に30数名の方をご招待した。別室にトルコ絨毯を敷き、そこでぜんざいをお出しし、そののち席入りし、嶋澤社中の三人(私、次男、久保女史)が交代をしながらお点前を執り行った。今年は全国陶器市で買い求めた《織部》を一碗に使用した。
行う前は重い気分になるが、終えると爽やかさだけが残る。そして来年も、と思ってしまう。

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私の事件簿

                       前神戸新聞姫路支社長 増田 和郎

今回の講座は《私の事件簿》と称して、前回(丁度一年前)に引き続き、前神戸新聞姫路支社長の増田氏にお願いをした。
増田氏は体調を崩されていたが、今は元気に回復され精力的に様々な活動を展開されている。最近ではハワイ七島巡りを豪華客船で9泊10日の旅をされたとのこと。

① 空白の一日(江川事件)1978年11月21日
巨人ファンだった私はかなり鮮明に今でも記憶に残っているが、増田氏はデイリースポーツのバンキシャとして張り付き、不眠不休で取材を繰り返し、現場から数々の記事を書き、当時は携帯電話もメールもない時代に苦労を重ねながら送信された。私はこの事件をきっかけにジャイアンツにさよならを告げた。
② 音速の貴公子アイルトンセナ事故死 1994年5月1日
サンマリノにおいて、F1レーサーで当時最も人気実力ともに兼ね備えたアイルトンセナの事故死に立ち会われ、その生々しい現場から記事を送られた。セナはブラジルの英雄で国葬をもってその死を国民が悲しんだのである。
③ 阪神淡路大震災 1995年1月17日午前5時46分
神戸新聞本社も震災の被害に遭い、その機能を完全に失ったのであるが、驚くほどのスピードでその本来の機能を回復し、新聞社としての使命を全うした。震災から15年経過した2010年に《神戸新聞7日間》というドラマが制作され放映されると、改めてその震災について多くの人々が考えさせられた。
④ 大スクープ イケメンF1ドライバー・アレジと国民的美少女・後藤久美子婚約
デイリースポーツ記者《増田和郎》大スクープである。社長賞を頂いたとの事。
二人の子供に恵まれて、今まで仲睦まじいカップルだそうである。

増田氏とは、毎年開催する『子供の絵画展』を契機にお付き合いが始まり、この18日の『炉開き』にもご夫婦でお見えになる予定である。何かの原因で袂を分かつ人もあれば、こうしていろんな人と巡り合うことが出来る。
人生はだから面白いのである。

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カメムシ

カメムシについての学術的な見地からの解説はさておき、今年はカメムシがわが家では大量発生している。
播磨北西部の方言かも知れないが、子供の時からの慣れ親しんだ呼称は《ガイダ》と云い、その呼び名の方がしっくり感がある。
この間今年初めて私の部屋の暖房機を使用したときのことである。湯冷めするのを避けるため入浴前にオンにしておき、入浴後に自分の部屋に入ると無数の《ガイダ》が飛び回っているではないか。思わず鳥肌が立った。エアコンの中に潜んでいたのである。
すぐさまガイダ駆除器(ペットボトル)を駆使し、約30分悪戦苦闘の結果、ペットボトルの中に閉じ込めるのに成功した。昨日は寝ようと思い枕に目をやると二匹もいた。
この森羅万象宇宙に生息するすべての生き物は、なにかの役に立ち命の意義があると私は思っている。
が、カメムシだけはと、疑問に思うのは私だけだろうか?
亡くなった祖母が、《ガイダ》が多い年は雪が多い、と言っていた。
寒さが苦手な私は試練の冬を迎えようとしている…

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2017年プロ野球総括

2017年のプロ野球も日本シリーズの終焉をもって幕を閉じた。
いつもこの時期思うことであるが、なぜ秋季キャンプなるものをどの球団も行うのか私には理解できない。一年間という長きに渡って戦ってきたのだから、心身のケアに努めるべきである。様々な課題があり取り組みたい者は自分自で克服するために行えばいいと思う。集団で半ば強制的に行うべきではない。それがプロだと思う。大リーグにおいては考えられないことである。
今年のプロ野球は「WBC」から始まった。いろんな課題と問題点が浮き彫りになった。選ばれて出場した選手の中で、レギュラーシーズンにおいて十分に活躍できなかった選手もおれば、無難にシーズンを過ごした選手もいた。不本意な成績に終わった選手としては、野手では筒香、中田、山田、菊池、小林、投手では石川、藤浪、則本、宮西、武田、秋吉、大野、岡田、関係なく一年を通じて活躍した選手は、千賀、菅野、松井などが挙げられる。功罪が顕著過ぎ、開催時期を3月ではなく他の時期に考慮する必要がある。
それにしても《ベイスターズ》には拍手を送る。CSから日本シリーズにかけての戦いぶりには目を見張るものがある。無敵のソフトバンクに対して今一歩のところまで追いつめた。山崎が内川に投じた《ツウシーム》が今も悔やまれる。ストレートなら打ち取れたと悔やむのは結果論かもしれないが、多くの評論家も同意するところである。
ソフトバンクが強いのは理解できるが、スターらしい選手がいない広島の強さは驚くばかりだった。逃げ切りの(サファテの存在)ソフトバンク、逆転の広島。その戦いぶりは両極端だった。両チームとも選手はほとんど固定的であり、打順の入れ替えは少なかった。どこかの球団(阪神。競争という名の間違った選手起用)とはくらべようがない。一年を棒に振った高山、原口(また捕手に戻るらしい)、藤浪、北条。阪神は強力なリリーフ陣の踏ん張りで2位を確保できたのである。競争と信頼が理解できていない。人間とは?が分からない監督のもとにいる選手は可哀そうである。当分優勝の美酒に酔うことはなさそうである。ジャイアンツもしかりである。だらしなかったのは『中日』『ヤクルト』『ロッテ』『日ハム』。来年パ・リーグはソフトバンクを中心にペナントは展開されるであろうし、セ・リーグは広島とベイスターズがペナントを競うであろう。特にベイスターズの6番までの打順は破壊力があり魅力的である。ラミレスは名監督かもしれない。とにかく選手が若いのが一番の期待である。
来年2月にキャンプが始まる。それまでのシーズンオフをどう過ごすかである。我々プロ野球ファンを最後までワクワクさせるシーズンにして欲しいと願うばかりである。

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どうなる地球という星

地球上の異常気象が叫ばれて久しいが、特に今年は様々な現象が目につく。
最近ではカリフォルニアの山火事、ドイツの洪水、中国大洪水、日本においても地震、台風、アフリカや東南アジアの洪水…
数え上げればきりがない。
一方世界情勢も緊張感に包まれている。アメリカと北朝鮮の間で核戦争が勃発する可能性は0ではない。
我々には賢人の出現を待っている時間は残されていない。
明日から11月。2017年もあと2か月。
どうなる世界。
どうなる地球という星。

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陶芸教室in志澤塾

10月の講座は芳野氏にお願いをした。
芳野氏はたつの市新宮町の『鳳窯』で気ままに作品の制作の傍ら、自らが作った食器類を用い、料理店を長きにわたり営んでおられたが、最近は年齢も重ねられたのを理由に後進に譲られている。
芳野氏との出会いは、パナホーム兵庫の社屋の新築時であるから、30年以上前になる。
メイン玄関にあるエレベーターの横の袖壁に、《宇宙》というモチーフで陶板を作成して頂いた。今もその輝きを失うことなく存在感を放っている。
毎年年末のチャリティー展にも出品して頂いており、個展もお願いをした。
今回は実際にアジサイの葉っぱを使用して「木の葉皿」と「ぐい呑み」の二点を氏の指導の下、我々塾生は陶芸家になりきって不乱に創り上げた。
氏は出来上がった我々の作品34点を丁寧に包装して持って帰られた。
その名品が出来上がるのが楽しみである。
陶芸の面白さは、作品の優劣に関わることなく自分自身が作ったものを使う、ところにある。
再び本格的に取り組んで見ようかしら??

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