解散総選挙

最初に解散総選挙、という言葉を耳にした時には正直デマかな?と疑った。
が、それが現実になった。
大義なき解散といわれているが、大義はなくとも理由はある。
《今なら勝てる》今を逸したら勝てない解散、である。
安倍さんには裏にしっかりとした参謀の影が見え隠れする。
北朝鮮問題を筆頭に、国内外には課題が山積している。それらを三ヵ月の間空白にしてまで総選挙を行う理由は何一つ見当たらない。あるとすれば、《今なら負けない》しかない。
安倍さんは、憲法改正と国連常任理事国に名を連ねたいのである。国民の生活など全く関心がないように見受けられる。
幸いにも我が国は良い悪いはともかく、盤石の官僚組織が存在する。国会議員や名前だけの大臣などいなくても何一つ国営に影響を及ぼすことはない。
選挙は蓋を開けてみないとわからないが、果たしてどのような結末が10月22日に見られるか楽しみである。
国民がどんな判断を下すのであろうか?我々を愚弄し続けるのであろうか?
とにかく、投票所に足を運んでください。

金木犀

この時期になるとどこからともなく、あの甘酸っぱい金木犀の香りが漂ってくる。
漂ってくると私は30年前にタイムスリップしてしまう。
JC、所謂青年会議所の理事長を仰せつかり、その1年後に次の理事長にバトンタッチしたのがちょうど、この時期金木犀の香りに包まれた中での出来事だった。JCでの理事長としての経験は私のその後の人生に大いなる影響を及ぼした。
リーダーとは?経営とは?企業の在り方とは?人間とは?生きるとは?
数え上げたら枚挙に暇がない。
ふと周りに目をやると、播州地方に祭りを告げる赤や青のシデが立ち並んでいる。
本格的な秋の到来である。
こうして季節は我々の意志とは無関係に移ろいで行く。 

彼岸花

明日は(23日)お彼岸の中日である。で、ヒガンバナについて調べてみた。
ヒガンバナは別名、リコリス、曼殊沙華と云い、ユリ科に属した多年草の球根性植物である。
アルカロイドという毒性が強く、経口摂取すると吐き気や下痢を起こし、ひどいときは中枢神経の麻痺を起し死に至ることもある。
異名が多く列挙してみると、死人花、地獄花、幽霊花、剃刀花、狐花、捨子花等々…
どうやらあまり縁起の良い花ではなさそうである。そういえば、私が子供のころ彼岸花を摘み自宅に持ち帰ると亡くなった祖母に、「不吉な花だから捨てて来なさい」と叱られたものである。
今年は事のほか暑さが厳しい夏だった。その暑さが和らぎ、朝夕がひんやりし始めると、いつのまにか私の住む田舎町の田んぼの畦には真っ赤なヒガンバナが咲き乱れる。季節の移ろいを感じ、秋の到来をはっきりと自覚する瞬間である。
仏教の世界では《彼岸》とは《悟りの世界》という意味である。
残された10年足らずの私の人生であるが、あわよくば彼岸に到達したいものである。
明日はお墓参りに行こう…

9月12日の講座から

『世界に飛び出そう!』と題して、飯島義雄氏にお話して頂いた。
氏は前姫路市副市長で、現在は関西学院大学院客員教授、兵庫県立大学特任教授をされている。氏との邂逅は、私共で建設した『サービス付き高齢者住宅』の竣工式に、当時社会福祉協議会の理事長をしておられ、その席上でお会いしたのがきっかけである。
氏の経歴を簡単に紹介すると東大経済学部を卒業し、現総務省当時の自治省に入省後、世界50か国を仕事で歴訪。福井県の副知事、その後ふるさと姫路に戻り副市長を4年勤め現在に至っておられる。
パレスチナにおける選挙監視団や北京事務所の設立にかかわられた時の苦心談は我々の心を大いに揺さぶるものがあった。
また氏はふるさと姫路をこよなく愛し、姫路の現況を苦慮するとともに、未来についても熱く具体的な方策を我々に語って頂いた。
一番は若者が世界に飛び出す勇気を持つことである。飛び出すといっても、世界に行くことだけが飛び出すのではなく、ITを駆使し、グローバル化を図ることが重要である。姫路は日本一、いや世界一裕福な都市である。それが災いして行政も市民も危機感がない。フランスのモンサンミッシェルにも勝るとも劣らない姫路城という世界遺産をもっと活用し、官民上げて観光に全力で取り組むべきである。播磨地方が輩出した数々の偉人たちに負けないよう一人一人が自覚をもって取り組めば、目の前に迫っている超高齢化社会や人口減少にも充分対応することが可能であると、持論を展開された。

どうなる?ひよっこ

NHKの朝ドラ《ひよっこ》もあと二週間を残すところである。継続して高い視聴率を誇っている番組も終焉を迎える。
茨城県の片田舎から様々な事情の中、上京する羽目になった田舎娘たちの純情物語である。
我々と全く同世代の乙女たちが、色んな人々との出会いの中で、何を想い何に怯えながら生きているのかを表現したドラマである。
《あまちゃん》で本格デビューした《有村架純》が主人公であるが、宮本信子を初めとするベテラン俳優たちがしっかり脇を固め、なかなか見ごたえのある内容になっている。
観る時間が合わないときは録画をしながら、一話も見逃すことなく今日まで来ている。良い悪いという基準ではなく、現代の若者たちの価値判断とは大きくかけ離れているように感じる。若者たちの琴線を揺さぶることが出来たであろうか?
宗男おじさんの花作りはうまくいくのだろうか?
お父さんは果たして記憶を取り戻すのだろうか?
愛子さんとシェフは結ばれるのだろうか?
世津子さんは本当の幸せを見つけられるのだろうか?
三男君は誰と結ばれるのだろうか?
時子は女優として自立するのだろうか?
果たしてみね子のこれからの人生は?
二週間後を早く覗いて観たいような、終わって欲しくないような……