飯島義男氏防災を語る

9月の講座は前姫路市副市長飯島氏にお願いをした。
氏は防災に関してはスペシャリストである。中国地方の集中豪雨災害から、北大阪の地震、関西を襲った台風21号、続いて北海道地震、災害だらけの日本国である。正しくタイムリーな講義内容である。
地震における「マグニチュード」と「震度」の違いについて話して頂き、ついで海溝型地震と直下型地震について詳しく解説して頂いた。海溝型地震はプレートの移動によって引き起こす地震で、過去にも発生し今後も予想される。典型的なのは『南海トラフの地震』で、100年から200年周期で発生しており、もし発生すれば甚大な災害を引き起こすことは確実である。その発生確率は今後30年間において70~80%であるとされている。姫路市においても過去に何度も被害を受けており、特に1854年の《安政南海地震》では死者150名以上、建物の9割が全壊し、2m位の津波に襲われたと記録がある。
直下型地震としては『山崎断層帯地震』が典型的で、阪神淡路大震災や熊本地震も直下型地震である。
地震の発生を防ぐことは出来ない。大切なのは準備である。住宅の耐震補強をはかり家具を固定する等、備えをしておくことが肝要である。
川底の修理、堤防の強化等水害対策も怠ってはいけない。
日頃から避難訓練をすることが大事で、いざという時の為に身も心も準備しておく必要がある。
飯島氏は日本だけでなく世界各国における勤務経験をもとに、地域の絆を深め感謝の心で共生していくことがこれからさらに重要になってくる、と締めくくられた。

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