いくちゃんとラーメン屋

いくちゃんの場合
いくちゃんとは、宍粟市にあるマッサージ屋、正確にはリラクゼーション屋で、あまりマッサージそのものが好きではない私が唯一通っているマッサージ店である。(妻も通っている)行き始めてかれこれ6年近くになる。I子とT女とY女の三人で共同経営をしながら施術も行っている。最初の頃に三人を波裡庵に招待し、私のお点前でお抹茶を振舞ったこともあった。
時は流れ、当時はうら若き独身三人娘も結婚し、I子とT女は子育てに追われる日々で、辛うじてY女だけが細々と営んでいる。最近はなかなか予約も思い通りには取れなくなり、行く回数も減っている。と言って他のお店には行く気にもならずに自然に任している。可能な限り続けていくつもりだそうだが、はたして?

ラーメン屋の場合
姫路の飾磨にあるラーメン屋だが、今の店より3キロくらい南の線路際に在った時分から行き始めたから、四半世紀が経過していると思われる。
その間本人が体調を崩したり、奥様が亡くなったりして途切れたりしたが、すっとぼけた風貌に似合わず手早く、高菜を名物に好まれる味を武器にたいそうお客で賑わっていた。
この間行くと、一台の車も停まっていない。普段は幹線道路に順番待ちの車が3~4台並んでいるのにおかしいと思い、店の駐車場まで行くと張り紙がしてあり、
《体のメンテナンスをしております。少しの間やすませてください。歳には勝てません》
とある。店主独特のシャレである。
私は復活は難しいのでは?と言う思いがよぎった。私の心に隙間風が吹き抜けていった。

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