桜子初節句

昨年の5月に二人目の孫が生まれた。今回は女の子だった。
初孫、倫太朗の時と同様我々夫婦の意見は採り入れられず、命名は《桜子》と名付けられた。
孫の誕生と被るように今から約半世紀前に私たちの長女として生まれた《あずさ》のことが思いだされる。あの時は友人の結婚式で東京に行き、もう一晩宿泊するつもりであったが取り止めて帰郷した。その翌日、1月15日に長女が誕生した。今《あずさ》は遠く離れたウィーンで暮らしており、かれこれ20年が経過しようとしている。年に一度夏休みを利用して日本に帰ってくる。家内は何度かウィーンを訪れたが、私は7年前に一度だけヨーロッパ旅行の途中に立ち寄って娘と旅をした。
家内は長男の嫁と一緒に桜子の初節句を祝って、先月の末に姫路のデパートに出掛け『おひな様』を買い求めた。それが自宅に届いたという連絡を受けたので私は「桜子」に合う目的とおひな様を愛でるために長男の自宅を訪問した。昔は七段飾りとか五段飾りなどが持て囃されたが、昨今は「男雛」と「女雛」の一対が主流だそうである。
中々上品な顔立ちで、多分美人になるだろう《桜子》にふさわしいおひな様だった。
小一時間ほど滞在し、長男宅を後にした。
ただ寂しく思う事がある。桜子の花嫁姿は見ることはない。明るく生きて欲しいと願うばかりである。

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