ディープインパクト

競馬との最初の出会いは約半世紀を遡る。
中央大学の学生のころ、学問に勤しんだという記憶が殆どない。ましてや学生運動華やかしき時代で、我が学園もストライキを起こし校舎を封鎖し授業はボイコットされ、より一層怠惰な時を過ごしていた。この時期を利用して同棲していた従弟(男)と運転免許を取得しようと思い立ち、自動車教習所に通うことにした。田舎からその費用を送金してもらい、それぞれに教習所へ通った。真面目な従弟はとんとん拍子に段階をクリアーし早々と免許証を取得したが、私はその送られてきた費用をこともあろうか様々な遊興に使い込んでしまったのである。
再びお金を送れとも言えないので、一発勝負で試験場に挑戦し受験したが悉く落とされてしまった。私は途方にくれていた時新聞に目を遣ると、明日ダービーが開催されることを知った。残された道はこれしかないと、財布の中を見ると奇跡的に2000円があり、それを握りしめ後楽園に在った場外馬券売り場を目指した。
本命は《タカツバキ》で3枠(当時は枠連か単勝しかなかった)もう一枠は4枠、すなわち3×4を1000円(10倍程度)。残った1000円で1×6を購入した。理由は簡単。3×4は足して7、ラッキーセブン、1×6もラッキーセブン。
果たしてタカツバキは落馬し、もはやこれまでと諦めかけたが、なんと1×6が入ったのである。大崎騎手が乗る《ダイシンボルガード》が勝ったのである。43倍の高配当である。そのおかげで再度教習所に通い、晴れて運転免許証を手にすることが出来た。
50年の月日が流れた今は、銀行口座に馬券の専用口座を設け重賞を中心に楽しんでいる。戦績はその年によって異なるが、おおむね年間10万くらいは使っているようである。
いろんな名馬を見てきたが、やはり最強は《ディープインパクト》である。この7月30日に亡くなったが、種牡馬としても数々の名馬を輩出してきた。冥福を祈るのみである。
思いつくままに私の印象に残る名馬を列挙してみる。
スピードシンボリ・オグリキャップ・メジロマックイーン・ハイセイコー・シンボリルドルフ・ナリタブライアン・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・オルフェーヴル・ウォッカ・スパークリーク・キタサンブラック……

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