ONE TEAM

日本でワールドラグビーが開催されるまでは国民の殆どはラグビーに関心が薄かったと思う。4年前、南アフリカに奇跡的に勝利したことがある、くらいと、サッカーは11人だがラグビーは15人で行う競技で前にボールを投げるという行為は反則である、くらいの知識だったと思う。私もその一人だった。
しかしながら、退屈しのぎに第一戦のロシア戦にチャンネルを合わせてみるや否やすっかり虜になってしまった。激しいぶつかり合いの中にも紳士的な細かなルールが存在し、よく考えられた戦略戦術が展開されてゆく。そして決められた時間、80分が経過すると、所謂ノーサイドで、敵味方がその健闘を称え合う。
私は全くの認識不足で日本は予選リーグで1勝できたらいい、と思っていた。ところがあれよあれよという間に4戦全勝で、予選一位で決勝トーナメントに進出したのである。ラグビー発祥の地である、アイルランドやスコットランドに勝利し、ロシア、サモアには圧勝だった。特にサモア戦においてモールで押し込みトライを決めた瞬間は信じられなかった。モールで押し込まれ、トライを許すシーンは幾度か目にしたことがあったが、押し込みトライを勝ち取る光景は目を疑った。
250日以上に及ぶハードな訓練を積み重ね、お互いがお互いを信じあい、31人がリーチマイケルを中心としたONE TEAMとなった結果得た栄光である。何か得るためには何かを犠牲にしなければ決して掴むことが出来ないのである。
俄かファンが本当のファンになり、ラグビーに子供達が興味を抱き、やがてすそ野が広がり、4年後にフランスで開催されるワールドラグビーにおいてさらなる飛躍を期待できる今回の大会だった。
まだまだ準決勝、決勝と進んでいくが、決勝戦はテレビで観戦したくなっている。あえて私の予想を言えば、ニュージーランドが一歩抜けているような気がするが、果たして?

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