新たなる始まり

今年私は年男である。何を隠そうこの7月6日で72歳になった。先日新しく眼鏡を作り直した。老眼専用の眼鏡と、乱視&遠視の眼鏡の2種類である。頭がぼんやりしたり目がかすんだり、時々頭痛がするので地元の総合病院で脳ドッグを受けたが、特別な異常は見受けられなかった。やはり眼鏡の度数が合わなくなっていたのが原因と思い作り替えたのである。耳も聞こえづらくなっている。ゴルフは今回もチャンピオンに輝いたが、全盛期と比べてドライバーの飛距離は30ヤード~40ヤード落ちている。すべてに衰えてきたのを感じざるを得ない。老いとはそういうものである。
ちょうど一年くらい前に親しくさせて頂いている彫刻家に連絡をして、私の墓標の制作を依頼した。彼は私と小一時間ほど雑談をしながら彼なりの私のイメージを作り上げ、多忙な毎日の中、3か月のちに模型として表してくれた。その模型は私が想像したものと寸分たがわぬ作品だった。以前から付き合いのあった石材店と一緒に彫刻家の工房を訪ね両者を引き合わせ、今後のスケジュールを立てた。4月の末には完成し、いつでも設置は可能な状態だったが、今回のコロナ騒動が落ち着くのを待って、ちょうど私の誕生日に設置する運びになったのである。なぜ生前中にお墓など?と言う素朴な疑問を抱く人が数多くいると思われる。
古代ローマでは、数多くの皇帝が生前中に個性あふれる自分の墓標を建立していることを「ローマ人の物語」を読み知っていたので、私もそれを真似て実現したまでの事である。墓標の裏面に、ある書道家にお願いをして自分の名前と重ねて《自由を愛した男》と記している。私は遺言書もしたためている。その中には葬式の方法、死後の法要等についても書き記している。
私の人生はこれからまた新しく始まる。あと何年命を頂いているかは知る由もないが、それが尽きるまで煩悩の中で揺れながら私らしく生きていこうと思っている。
『新たなる旅立ち』ワクワクしている。

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