50年目の反抗

家内と結婚してかれこれ半世紀が経過しようとしている。その間、ただの一度も私のすることや考えに異論を唱えた事はなかった。それは家庭内のみならず、事業の経営に関する事柄はもちろん、私のプライベートな部分においても、例えば私の年収とか海外も含めた旅行に関しても、ノーを示したことはなかった。それが今回だけは違ったのである。
私が《グランドシニアチャンピオン》優勝とその決勝戦において《ホールインワン》を達成した記念に、遊び仲間4人で博多行きを計画し、実行目前に家内に内諾を得るためにそれを告げると
「行きたかったら行けばよい、しかしこの家には入れませんから、福岡から帰って二週間、姫路でもどこでもいいからホテル暮らしをしてください、それで体に異常がなかったら帰ってきてもいい」が答えだった。
私は全く予想に反する答えに戸惑って、再度念を押すように尋ねても頑として答えは変わらなかった。私はその旨を仲間に伝えて福岡行きを断念することにした。
しかし今になって冷静に状況をを考えれば、妻の判断は正しかったと思う。我々が計画した当時とは新型コロナの状態が急変している。完全に第二波の到来である。
正しく50年に一度の妻の諫言である。

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