薩摩切子

薩摩切子の歴史は比較的新しい。第10代薩摩藩主島津斉興が長崎から伝来した外国のガラス製造書物を元に、江戸のガラス職人を招くなどして作り始めて、11代島津斉彬が集成館事業の一環として完成させた。篤姫の輿入れにも使われ大名たちにも進物し、たいそう喜ばれた。しかしながら明治維新時期の混乱で、一時期薩摩切子の作成は途切れて、世の中が少し落ち着き始めたころに復活した。また江戸切子も有名であるが、薩摩切子との違いは、江戸切子は透明で無色な硝子に細工を施したものが多く、対して薩摩切子は江戸切子より細工が細かく、色被せの技法を駆使し鮮やかな色彩のものが多い。
先日志澤塾のチャイムが鳴った。出迎えてみると、私とジョイックスゴルフ倶楽部において、グランドシニアの決勝戦を戦ったM氏、すなわち森崎氏が、例の人懐っこい笑顔で立っておられた。すぐさまお通ししてゴルフ談義が始まった。彼も私のブログの愛読者の一人である。故に例の《香山廣紀ゴルフ史に残る試合》を読まれている。
森崎氏は帰り際に私にお祝いの品、と言って手渡された。帰られてから開封してみると《薩摩切子》で細工された《マーカー》だった。使用するにも少々気が咎める輝きである。『どうしよう?』と、戸惑っている香山氏である。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>