「或る二世経営者の挑戦」の発刊に寄せて

2021年4月に拙著『或る二世経営者の挑戦』を上梓させて頂いた。4部構成になっており、1部は1983年~1993年までの10年間を《君は父親を超えられるか》と言うタイトルで一気に書き上げた。これからの10年を考えるために振り返ったのである。書き終えた時は2部も3部も全く構想になかったのであるが、時間の経過とともに書き残したくなって、第2部《豊かさと自由を求めて》というサブタイトルで、1,994年~2000年迄を記した。次いで第3部《すべてはお客様のために》というサブタイトルで2001年~2005年迄を綴った。第4部は私が経営の第一線から退いた後、総括的に纏め上げたものである。
先日奈良薬師寺に、拙著の帯の部分にお言葉を頂いた、当代管主加藤朝胤先生にお礼かたがた本をお届けするために伺った。管主は仏様のように優しく我々を迎えて下さった。12年の歳月を要し修復が完成した「国宝東塔」を自ら案内していただき、水煙についても詳細に説いてくださり感激の極みである。また出版するにあたり巻頭の言葉を記してくれた「前NHK副会長堂元光」氏にも感謝の念でいっぱいである。彼とは従兄弟の関係であるが、私の依頼に快く賛同し拙著を飾ってくれた。今は志澤塾の特別顧問にも就任していただいている。
全編にわたって随筆風に書き記しているが、その実は経営書である。こうしなさいとか、この方法を行えばうまくいくとか、これはダメな考え方で絶対してはいけないとかは、一切記していない。すべて読者の感性で読み取り、読者にその判断を委ねるというスタンスをとっている。例えば《拝啓お酒飲み様》というタイトルがある。お酒を媒体にして価値観とか判断基準について書いているつもりである。これまでに二回弔辞を述べたことがあるが、その二つとも原文のまま書き記している。今読み返しても目頭が熱くなる。二つの弔辞から真実の心の叫びを感じてほしいと思い掲載した。また常務の場合は「危機管理」についても触れたつもりである。
今回たくさんの人々の協力のおかげでより上梓出来たが、特に多忙な業務の傍ら、半年にわたり尽力を賜った中根、田渕両女史にはこれからも頭が上がらないであろう。
(お問い合わせ先パナホーム兵庫、志澤塾)

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