弦楽四重奏

一年に一度だけ結成される弦楽四重奏団がある。
名前を《フラウエン》と云う。『貴婦人』と言う意味らしい。メンバーは女性のみで、第一バイオリン・第二バイオリン・ビオラ・チェロで構成されている。彼女たちを知ったのは27~8年前のことである。大阪音大の卒業生で、今は各人で様々な分野で活躍中である。ギャラリールネッサンススクエアが毎年年末の恒例イベントでクリスマスパーティを兼ねたチャリティーオークションを執り行うのであるが、そのバック演奏を担当してくれるのが《フラウエン》である。今年で26年目を迎えた。私も彼女たちもフル出演である。
今年も160人あまりの方々が来館され、入札をして頂いた。収益金は全て寄付させていただいている。数年前までは、地元の社会福祉法人に寄付していたが、最近は殆どをWFP(国連世界食糧計画機構)に寄付している。
WFPは国連の下部組織に当たり、学校給食を中心に、世界の子供たちを飢えから救うことを最大の目的にしている団体である。伊藤忠商事の丹羽さんが、中国大使に就任する前まで、日本の理事長をしておられた。その時に初めてその存在を知り、以来個人的には毎月幾ばくかの寄付をさせていただいている。この団体の最大の長所は、寄付の75%が活動費であることである。世界的に有名な団体の多くは、25%が活動費で、残りの75%は職員たちの経費である。
私は大人たちが『飢餓』に苦しむのは良いとは言わないが、子供達が餓死している現況にはどうしても納得がいかないのである。
「お前一人が?」と言われそうだが、「今自分に出来ることをする」のである。
この2年間で自分のテーマを解決する旅は一応終了したので、来年は金銭でなく、肉体的にもWFPに参加したいと思っている、年の瀬である。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントは受け付けていません。